特定非営利活動法人 関西イー・エルダー 理事長 太田和之
NPO法人「関西イー・エルダー」は、2004年(平成16年)に設立して以来、19年が経ち
ました。私たちの理念は、シニア世代による社会問題解決の一翼を担うべく、長年培って
きた I T の知識・技術・ 体験を社会に役立てることであります。
70年代のマイコンブームに端を発するパソコンが、ノートパソコン時代を経て、スマート
フォンに 発展しました。
インターネットを利用する端末は、パソコンよりスマートフォンが主流となり、台数でも上回
る時代となりました。
また、2020年のコロナ禍により、急速に「新しい生活様式」が実践されるようになりました。
オンラインツールを利用したリモート会議や在宅勤務、オンライン帰省、オンライン診療など、
日常生活で個人がインターネットとスマートフォンを利用する社会に変革してきました。
シニア世代もスマートフォンを持つ事が必要となり、今後ますます情報格差(デジタル・
ディバイド)による問題は大きくなるばかりです。
当団体は2021年度より、総務省の「デジタル活用支援推進事業」における「支援員の
オンライン研修」、 また翌年2022年度は「デジタル活用支援講習会」などの国の事業にも
取り組んでおります。
これは従来より当団体が資格者を養成している「シニア情報生活アドバイザー制度」と
同様の理念で、 高齢者が身近な場所で身近な人からスマホ などのデジタル機器やサービスを
教えて貰える場を提供する事業です。今後も「高齢者に対するIT活用支援活動」と共に
「高齢者を支援する人材の育成活動」も継続していきます。
私達、NPO法人「関西イー・エルダー」は、特定非営利活動法人としての活動を通して、
ITの知識・技術とそれに基づく問題解決能力により、シニア世代に対する情報格差解決と
社会貢献の輪を広げていきたいと思っています。
高齢者をはじめとした様々な方が、ITを活用してより便利で快適な生活を送るお手伝いを
させて頂く 所存ですので、今後とも当団体を活用頂ければと思います。
会員の皆様におかれましては、益々のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 関西イー・エルダー 理事長 太田 和之
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